VediSenseアプリのガイドより
火星の日:熱と忍耐
火星があらわすもの
ヴェーダ占星術では、火星はマンガラ、つまり「吉祥なるもの」と呼ばれます。戦いの星としてしか知らない人には意外な名前かもしれません。マンガラは勇気、持久力、身体のエネルギー、そして物事を始める意欲を司ります。火星が強調される日、たとえば火曜日や、アプリで火星がその日のエネルギーの惑星になっている日には、この推進力に手が届きやすくなります。その影にも手が届きやすくなります。せっかちさ、とげのある言葉、何もかも一度に押し通したくなる衝動です。どちらの面も、それだけで良い悪いということはありません。熱は料理には役立ち、触れれば不快です。大切なのは、いま自分がどちらをしているかに気づくことです。
熱とうまく付き合う
まずはエネルギーに仕事を与えましょう。火星の日は、後回しにしてきた体を使う作業や、きびきびした散歩、勢いが必要なことの最初の一歩に向いています。行き先のあるエネルギーは、周りの人にあふれ出しにくくなります。
次に、答える前に間をつくります。会話のなかで熱が上がってくるのを感じたら、たとえばあごがこわばり、声が速くなり、返事がもう頭のなかでできあがっていたら、話す前に一度ゆっくりと息を吐きましょう。単純すぎて効き目がなさそうに思えますが、長い一回の呼気が、毅然とした返事ととげのある返事の分かれ目になることはよくあります。
本当は何にいらだっているのかに気づきましょう。火星の日のもどかしさは、しばしば本当のことを指しています。何度も踏み越えられる境界線、段取りの悪い仕事、大切なのに進みが遅すぎる目標などです。その気持ちはひとつのサインです。サインを真剣に受け止めながら、最初の下書きのまま行動しないことを選べます。
最後に、一日の終わりには意識してクールダウンします。一度も手放されなかった熱は、夜になって落ち着かなさとして戻ってきがちです。数分のゆっくりした呼吸、シャワー、あるいはただ外に座るだけでも、一日をよりおだやかに締めくくる助けになります。
「火星のクーリング呼吸」は、まさにこのときのために作られた練習です。長めの呼気と口からの涼やかな呼吸で、その日の勢いを落ち着かせるのを助けます。勇気はそのままに、熱だけを置いていけるように。